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勉強に集中!キングジムのデジタル耳栓MM2000使用感レビュー

勉強グッズ

皆さんは資格試験などの勉強や読書をする”環境”にこだわりはあるでしょうか?

私は周りに誰もいない静かな場所でなければ勉強や読書に集中出来ません。

視界に入る場所で人やモノが動いていたり、自動車が走る音や換気扇の音、カラスの鳴き声、周りの部屋の生活音が聞こえるだけで全く集中できなくなってしまいます。音楽を聴きながら勉強することもできません。

今までは使い捨ての耳栓を使ったり、カナル型のイヤホンを装着することで、なんとか騒音をシャットダウンして勉強していました。

しかし、耳栓はしょせん耳を塞ぐだけのものなので、騒音は小さくなるものの、聞こえなくなるわけでは無いので気になってしまいます。

そこで、もっと無音の環境を作り出したいと思い調べてみたところ、テプラで有名なキングジムが販売する「デジタル耳栓」なるものを発見しました。

結論から言うと、キングジムのデジタル耳栓「MM2000」を使用し始めてから、自宅ではかなり集中して勉強や読書ができるようになりましたし、ちょっとした小旅行に行く際に交通機関に乗っている間も快適に過ごせるようになりました。

この記事では、デジタル耳栓MM2000」がノイズキャンセリングイヤホンと比べて優れている点や、実際に使ってみて軽減できる音・出来ない音などの使用感をレビューしようと思います。

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キングジム デジタル耳栓「MM2000」の効果レビュー

デジタル耳栓を使い始めてから生活がこう変わった

  • 勉強や読書などに集中する環境を即座に作り出せる
  • 就寝時にデジタル耳栓をつけて布団に入るとあっという間に眠りにつける
  • なかなか寝られなかった長時間のバス・電車・飛行機の中でも眠ることができる

私がデジタル耳栓を買おうと思った理由は、勉強や読書をする際にマンションの周辺住人が発する騒音が気になって集中できなかったからです。当然ですが、特に上階が非常にうるさい。

引っ越すことも考えたくらいですが、そんな余裕もなく、他の手段を探すしかありませんでした。

そんな中で見つけたのがこのキングジムデジタル耳栓MM2000」です。

デジタル耳栓を着ければ、よほど大きな音で無い限り無音化することが可能です。

昼夜問わず騒がしい周辺住人を気にすることなく、勉強や読書に集中する環境を作り出すことができるようになりました。

また、寝たくても騒音が気になって眠れないことってありますよね。

そういう時にもデジタル耳栓を着ければ無音化することができます。

さらに、無音化の効果だけではなく、ノイズキャンセリングの機能でかすかに聞こえてくるホワイトノイズが心地よく、あっという間に眠りにつくことができるようになりました。

ホワイトノイズとはどんな音かというと、アナログテレビ時代の砂嵐の「ザー」という音や、雨の日の「ザー」という音をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

デジタル耳栓MM2000」を装着して聞こえてくるホワイトノイズは、上記の例のような大きな音ではなく、私のイメージですが、森の中に居て遠くを流れる滝の音がほんのわずかに聞こえてくるような感覚です。

実際にホワイトノイズには安眠効果があると感じる人が多く、ホワイトノイズを出す装置が安眠グッズとして販売されています。

自宅で就寝する時にも、移動中の交通機関で一休みする時にもデジタル耳栓は大活躍しています。

ノイズキャンセリングイヤホンとどう違うのか?

デジタル耳栓MM2000は普通の耳栓と比べると高価な商品ですが、ただ耳を塞いで音を消すだけではなく、電子的に騒音を打ち消す「ノイズキャンセリング」という機能が備わっています。

ノイズキャンセリングとは、イヤホン部に内蔵された小型マイクロホンで周囲の環境騒音を収音し、その逆位相の音を出すことで騒音を打ち消す仕組みです。

最近流行っている、音楽を聴く時に利用する「ノイズキャンセリングイヤホン」からノイズキャンセリングの機能だけを取り出した製品と言えばピンとくる方も居るのではないでしょうか。

「それならノイズキャンセリングイヤホンを装着して音楽を流さずノイズキャンセリング機能だけONにすれば良いんじゃない?」という意見もあると思います。

既にノイズキャンセリングイヤホンを持っている方ならそれでも良いかもしれませんが、これからノイズキャンセリング機能を持つデバイスを購入したい方にとっては、デジタル耳栓MM2000にはノイズキャンセリングイヤホンより優れている面があるのです。

具体的にどのような点が優れているのか、特に人気のあるノイズキャンセリングイヤホンと比較する形で紹介したいと思います。

比較対象のノイズキャンセリングイヤホン

「ノイズキャンセリングイヤホン おすすめ」と検索して表示される多くのWEBサイトで紹介されていて人気の高い以下の2商品を比較対象とします。

■Bose QuietControl 30 ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン

■ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WI-C600N

デジタル耳栓MM2000が優れている点

デジタル耳栓MM2000Bose QuietControl 30SONY WI-C600N 
価格8,200円29,700円17,553円
充電時間約3時間約2時間約2.5時間
連続使用時間約50時間約16時間約6.5時間
重量約17g28.4g約34g
ノイズキャンセリング性能

※価格は2019/02/07時点のAmazonの価格です。

■価格

デジタル耳栓には音楽を再生する機能が備わっていないので当然ですが、ノイズキャンセリングイヤホンと比べて安価に購入できます。

■充電時間・連続使用時間

デジタル耳栓の充電時間はノイズキャンセリングイヤホンと大差ありませんが、連続使用時間はノイズキャンセリングイヤホンと比べて圧倒的に長いです。

デジタル耳栓やイヤホンのようなデバイスって、つい電源を切り忘れてしまったり充電をし忘れてしまい、使いたい時に充電がゼロになっていて「やっちまったー!」と思うことがありますよね。

連続使用時間が50時間もあるというのは、ノイズキャンセリング機能に特化したデジタル耳栓ならではの優位性です。

■重量

デジタル耳栓にはネックバンドが無いため、ノイズキャンセリングイヤホンと比べると10g以上軽く、長時間の使用でも首が疲れにくい重量となっています。

■ノイズキャンセリング性能

私は比較対象のノイズキャンセリングイヤホンを2つとも使用したことがありますので個人的な意見を述べると、ノイズキャンセリング性能はBose QuietControl 30が圧倒的に優れています。

Bose QuietControl 30のノイズキャンセリング性能は、すぐとなりにいる人の話し声すら聞こえなくなるほど凄まじく、初めて体験した時に非常に感動したことを覚えています。

Bose QuietControl 30ほどのノイズキャンセリング性能ではありませんが、デジタル耳栓MM2000も十分にその役割を果たしてくれており、ノイズキャンセリング機能をONにした場合とOFFにした場合では、騒音のレベルがまるで違います。

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このように、消音性能・使い勝手だけにフォーカスした場合は、同じようにノイズキャンセリング機能を持つノイズキャンセリングイヤホンと比べて、デジタル耳栓が優れたデバイスであることがお分かりいただけると思います。

デジタル耳栓MM2000で軽減できる音・できない音

続いては、デジタル耳栓MM2000を使用することで軽減できる音と軽減できない音を、私の体験からまとめてみようと思います。

【デジタル耳栓MM2000で軽減できる音】

  • 冷蔵庫、換気扇の駆動音
  • エアコンの送風音
  • PCのファンの音
  • 自動車が走る音
  • カラスの鳴き声
  • 上階の住人の足音やドアの開閉音
  • バスや電車のモーター音
  • 自分や他人の足音

これらの音は程度にもよりますが、かなり軽減~無音にすることが可能です。

ドアの開閉音のような突発的に発生する騒音もしっかり軽減してくれますが、それ以上に、周期的・継続的に聞こえ続ける騒音を軽減する効果が高いので、交通機関に長時間乗る場合などに特に効果的な商品です。

【デジタル耳栓MM2000で軽減できない音】

  • 人の話し声
  • 自分の手元で発生する音(PCのキーボードの打鍵音など)
  • その他、高音域の音

デジタル耳栓MM2000は、Amazonの商品説明などにもある通り、「必要な音は聞こえて、騒音だけをカットする」というコンセプトの商品です。

そのため、人の話し声は意図的にある程度聞こえるように設計されています。

耳栓をするわけですから人の話し声も多少は軽減されますが、交通機関に乗っていて流れるアナウンスなどは聞こえてきます。

全ての騒音を軽減するわけではないので、この点には注意が必要です。

人の話し声も含む全ての騒音を遮断したい場合は、かなり値が張りますが、本記事内で比較対象のノイズキャンセリングイヤホンとして紹介したBose QuietControl 30が本気でオススメです。

※追記:人の話し声も状況次第では軽減・無音化できます。

先日、近隣の部屋のベランダで男女がべちゃくちゃと話していて耳障りだったのでデジタル耳栓MM2000を装着してみたところ、見事に無音化することに成功しました!

“何と言っているのか詳しくは聞こえないけれど、なんとなく人の話し声が聞こえてくる” というような状況なら、人の話し声でも無音化することが可能です。

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おわりに

私が住む環境では、人の話し声はほとんど気にならず、自室内で発生する様々な動作音や周辺住人の生活音、カラスの鳴き声が気になっていたので、デジタル耳栓MM2000は非常に効果的でした!

おかげで自宅ではかなり集中して勉強や読書ができるようになりましたし、ちょっとした小旅行に行く際にバス・電車・飛行機に乗っている間も快適に過ごせるようになりました。

勉強や読書、作業に集中したいけれど騒音が気になっている方や、旅行は好きだけれどバス・電車・飛行機の動作音が苦手だという方はデジタル耳栓の利用を検討してみてくださいね!