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この記事では、2023 年(令和5年) の消防設備士 乙種6類(乙6)、乙種7類(乙7)に独学で合格できるお勧めの参考書と勉強方法について、私が独学で合格した経験を基にご紹介します。
乙種6類、7類だけではなく全類の取得を目指す方は「消防設備士 全類を約1年で取得できる受験の順番と科目免除の戦略」の記事も是非ご覧ください。
消防設備士 乙種6類、7類のお勧めの参考書
乙種6類 、乙種7類に独学で合格するためのお勧めの参考書をご紹介します。
これだけやっておけば合格できる!と言われるほど合格者みんなが利用している参考書がありますので、そのシリーズをご紹介します。
もちろん私が合格した際にも同じ参考書を使いました。
乙種6類のお勧め参考書
乙種7類のお勧め参考書
乙種7類の参考書については、以前は乙種6類と同様に工藤さんの著書をお勧めしていたのですが、5年以上改定されておらず内容が古い可能性が高いので、別の評価の高い参考書をお勧めしています。
なお、乙種7類も最近は過去問題集が出版されているようなので、試験対策はこの1冊で十分でしょう。
乙種6類、7類を含む全類の勉強に役立つ参考書
乙種6類,7類に合格できる勉強方法
筆記試験は参考書の知識を詰め込むのみ
筆記試験の勉強方法はシンプルで、ひたすら参考書を周回して知識を頭に詰め込むだけです。
各種法令や設備ごとの設置基準には細かい数値が出てきますので整理して覚えましょう。
計算問題が苦手な方もいらっしゃると思いますが、必要な数学の知識は中学~高校1年レベルで出題のバリエーションも多くないので、慣れてくると得点に繋がりやすくなります。
電気工事士試験のように設問数が多い試験ならば計算問題を捨てるという選択肢もアリですが、消防設備士試験は設問数が少なく1問が合否に与える影響が大きいので、計算問題は捨てずにきっちり理解しましょう。
実技試験は問題演習を数多くこなそう
「実技試験」というと身構えてしまう方が多いかもしれませんが、基本的には筆記試験で学んだ知識をベースに問題を解く形になりますので、筆記試験を高得点で合格できるレベルまで知識を詰め込み、理解しておくことが実技試験の合格への近道です。
鑑別には筆記試験の勉強では学ばない問題が出題され、知らないと解けない問題ばかりですので、複数の参考書を使用してとにかく数多くの問題演習をこなすことが得点に繋がります。
製図は練習をする前はなんとなく難しいイメージがあるかもしれませんが、出題パターンに傾向があるためしっかり練習を積めばむしろ得点源となります。参考書を何冊か用意して複数のパターンのしっかりマスターしておきましょう。
科目免除を受けないほうが有利になるって本当?
他類の消防設備士免状による「法令」と「構造・機能」の一部免除、電気工事士などの資格による「電気に関する問題」の免除は受けないほうが有利になるケースがあります。
消防設備士の科目免除については、「消防設備士 全類を約1年で取得できる受験の順番と科目免除の戦略」の記事に詳しく書いていますのでご覧ください。
まとめ
この記事が消防設備士乙種6,7類を受験される方の参考になれば幸いです。